

当工房では、鑑賞用の陶器や銅製香炉、仕覆等、様々な材質のものの修理・修復を行っております。 ここでは修理・修復の作業を行ったものを一部ご紹介致します。
【鑑賞用陶器の金継ぎ作業】
陶器がひび割れした際に、ひび割れした部分に漆を入れ、本金粉を定着させる作業を「金継ぎ」
と言います。当工房の金継ぎ作業は合成漆を利用して行う為、修理・修復を請け負っているのは
「鑑賞用の陶器」のみとなります。
江戸時代の古さを再現する「時代付け」金継ぎが当工房の得意技です。

【銅製香炉の欠損修復】
写真の例は獅子の銅製香炉の右耳が欠損してしまっているものの修復作業のものです。
欠損した部分があっても同一の材料を用いる事で修復を行う事が可能なものがあります。

銅製香炉の右耳が欠損してしまっています。
欠損部分を修復します。

まずは黄銅で削り出しの作業をし・・・

次にやすりで仕上げて鑞付けします。
下にある耳は気に入らなかったため、
作り直しました。

黒くいぶして仕上げ、修復の完成です。
【古い仕覆の修復】
古くなってしまった仕覆が工房に持ち込まれた際に、修復をしたものです。

表面の柄部分は利用出来る状態ですが・・・

裏地はぼろぼろの状態になってしまっています。

縮緬でくるんだ中込をつけて修復しました。

仕覆の修復の完成です。
美術品・工芸品の修復が必要な際には、是非1度お問い合わせ下さい。
状態を確認し、最適な修理・修復作業を行っております。

当工房では、仕覆や金継ぎ、筥迫、覆輪等、多数の作品を制作してまいりました。
ここでは制作をしたものの中から一部の作品をご紹介致します。
- 尾方光琳作 茶入れ仕覆
筒型の黒漆に馬や蓮等が描かれていました
寸法は直径68mm×高さ70mm
- 荒川豊三作 瀬戸黒茶碗
- 人間国宝 中村太郎右衛門作 井戸茶碗仕覆
寸法は直径145mm×高さ75mm
- 魯山人作 志埜茶碗仕覆、金継ぎ多数
寸法は直径110mm×高さ80mm
- 筥迫。四国の茶道家様からのご注文で3点を制作。
お弟子さんが独立される記念として贈りたいとの要望。
今は制作する人がおらず、制作後大変喜んで頂きました。
寸法は縦95mm×横153mm
実際制作をした筥迫の写真を掲載しました。
- 覆輪。青磁の小振りな茶碗をかけたもの。
実際制作をした覆輪の写真を掲載しました。

- かすがい留め
銀で小さなかすがいを作り、茶碗の側面の金継ぎの上に留めて傷が広がらないようにします。
- 呼び継ぎ
大きく欠けた焼き物に、似た別の焼き物を埋め込み景色を作ります。
上記のような丁寧な仕事を心がけて美術品の修理や制作を行っておりますので、 ご要望がある場合にはまずは是非1度お問い合わせ下さい。








